第2回 新型コロナウィルス院内対策会議
新型コロナウィルス院内予防対策会議の第2回目を実施いたしました。
緊急事態宣言発令期間中は、今後も週に一度同会議を実施していく予定です。
日々状況が大きく変化する、新型コロナウィルス騒動の今だからこそ、日々少しでも安心して患者様に通院して頂けるよう、スタッフ一同全力で取り組んでまいります。
第2回会議の目的としては・・・
・第1回の院内感染対策会議で決定した対策内容が実施出来ているかの確認。
・漏れなく実施するための手順・方法の見直し
・前回会議で出た案の中で、追加で実施可能な対策の協議
以上の3つです。
第1回の院内感染対策会議で決定した対策内容が実施できているかの確認
前回決定した内容を、パワーポイントで写真等を見ながら、全体で実施できているかを再度確認。
実施に抜けがあるものや、手順に見直しが必要なものなど、各スタッフから意見を集め、状況を確認しました。
問題があった箇所については、この後の手順・方法の見直しの部分で話し合いを実施。解決案をスタッフ全体で出し合って、より良い方法を模索しました。
漏れなく実施するための手順・方法の見直し
・換気実施の方法の見直し
一定時間ごとの換気を行っておりましたが、実施に漏れが無いよう、2人1組にて当番表を作成し、その日の換気の担当者を設置することとしました。
今までもほぼ抜けなく実施出来ておりましたが、忘れてしまう事の無いよう、当番にて実施することとしました。
・清掃の「確認」作業の追加
階段手すり、受付カウンターなど、昼・夜に抜けなく清掃出来ているかチェックできるように、チェックリストを作成。日々の業務の中で「忘れてしまった」とならないように、全体でチェックできる仕組みにしております。
追加で実施を検討した内容として
・診療台のバリアフィルム利用箇所の追加
今までブラケット周辺(診療中に器具を置く台)などに使用・患者様ごとに交換を行っておりましたが、ライト周辺やハンドピース周辺などの診療中に手の触れる可能性のある所全体にバリアフィルムの使用を実施することとしました。もちろん、今まで通り、手の触れる可能性の高い箇所については、アルコール清拭を実施しております。
・受付防護フィルムの交換と消毒
前回会議で決定した受付の防護フィルムの設置ですが、目的は直接の飛沫を防ぐための物。設置以後付着してしまった菌がそのままになってしまっていては、逆効果とも言えます。しっかりと感染対策の目的を果たすために、防護フィルム設置後も、定期的に消毒と交換を実施する事に決定しました。
・次亜塩素酸ナトリウムの活用
普段歯科診療場面においては、診療台をはじめ多くの診療器具を錆びさせてしまったり、漂白の効果から色落ちしてしまったりと、扱いの難しい次亜塩素酸ナトリウム。
しかし新型コロナウィルスをはじめとする多くのウィルスや菌に効果がある他、消毒用エタノールと比べて比較的手に入りやすいという特徴もあります。
今回少しでも多くの箇所を、効果的に消毒できるように、この次亜塩素酸ナトリウムも活用することとしました。
今回使用が決定した箇所としては、受付カウンター、防護フィルム、中待合横の階段手すり、スタッフルームの机。
以上の「錆びず」「色落ちしない」箇所に使用するようにしています。
「消毒用エタノールが無くなってしまい、消毒したい場所が消毒出来ない」という事態にならないようにも、今後も活用し、可能な限り広範囲を消毒していく予定です。
また、今回決定した感染対策以外にも、準備が整い次第実施予定の物もあります。
今後物資の手配が完了次第、順次追加の対策を実施予定で御座います。
会議内で決定しました内容につきましては、等ブログにて掲示させて頂く他、医院内の広報資料としても掲示させて頂く予定ですので、今しばらくお待ちいただければと存じます。
当医院に通院中の患者様につきましても、何かお気づきの点がございましたら、医院内化粧室に配置しております『患者様の声』にご記載いただければと存じます。
新型コロナウィルス院内対策委員会スタッフより