第65回秋季日本歯周病学会学術大会に参加しました

こんにちは、歯科衛生士の久保です。9月2,3日に仙台で開催された第65回秋季日本歯周病学術大会に院長先生、歯科衛生士の勝谷、坂元と共に参加しました。

わたしは、その中で歯周病新分類についてのご講演を聴講しました。

複数の症例を交えながらの解説だったのでより深く理解することができました。

歯周病新分類とは歯周病の病態を正確に表現する診断法です。

歯周病の重症度をステージ、進行リスクをグレードで診断します。

これにより患者さんの現在の状態がより明確に表すことができます。

そこでこの歯周病新分類を知り、理解することが不可欠です。

 

まず、健康な状態とは?歯周病はどの程度すすんでいるのか?また、この人の持病などでの歯周病進行リスクはどうなのか?これらを踏まえて、歯周病新分類を用いて病態を正確に表現することで、より正確な診断ができるようになりました。

 

 

今回、歯周病学術大会に参加し、これまでの歯周病学・歯周治療学を振り返る良い機会でした。

 

当院でも多くの歯周病患者さんを治療していますが、大切なのは診査と診断です。

 

そこでしっかりと治療計画を考えて、きちんとした治療を行うことで、より多くの患者さんの歯周病を治せると思います。

歯周病新分類を活かして、歯周病の診断しより良い治療結果に結びつけるよう、歯科医師、歯科衛生士で協力して歯周病治療を行っていきたいと思います。