こんにちは。歯科衛生士の久保です。
7月16日、17日に長野県大町にある金子歯科医院で開催された「金子歯科医院OBミーティング」に院長先生、新保Dr、歯科衛生士の勝谷と参加しました。
合計で13医院が集まり、歯科医師、歯科衛生士が約40名参加となりました。
2日間に渡り、歯科医師と歯科衛生士それぞれ専門のプログラムを受講し、歯周病について学びました。
今回の私にとっての金子歯科医院OBミーティングでの目玉は、歯科衛生士の松本絹子先生の講義でした。大変実績のある歯科衛生士の先輩から、貴重な症例やスキルについて学ぶことができる機会なので、とても楽しみにしていました。
講義の内容は
歯科衛生士の松本さんが行う歯周病についての講義
シャープニング(歯石を除去する器具を研ぐ業務)の実技と評価
SRP(根の部分についた歯石を除去する処置)の実習などを行いました。
歯周治療における歯科衛生士の役割、チーム医療の一員として患者さんと向き合うための心構え、そして患者さんのモチベーションアップと信頼関係の構築に大切なことを学ぶことができました。また、講師の松本絹子先生が携わった数多くの症例資料を見ることもでき、教科書などでは得ることのできない多くの気付きを得るきっかけになりました。
歯科衛生士として日頃のブラッシングがしっかりできているか見るだけでなく、歯肉の形態がどう変化しているのかも、注意深く観察しないといけないといけないなと強く感じました。また、講義を通して改めて患者さんの気持ちに入り込み、しっかりとコミュニケーションをとる事の大切さを感じました
2日間を通して、歯周治療に必要な知識を深め、実習では高めるべき技術と練習方法を確認する事ができました。あらためて歯科衛生士という仕事の奥深さと難しさ、そしてやりがいを感じることができました。
今回の金子歯科医院OBセミナーで学んだことを日々の診療でも活かし、今まで以上に質の高い予防歯科を提供したいと思います。また、今回学んだことを院内で伝達講習を行い、いなだ歯科の歯科衛生士に共有し、医院としてのレベルを引き上げる予定です。
今までよりレベルアップしたスキルで、患者さんをお迎えいたします。
ご来院、お待ちしております。