診療に使用する器具・機材の滅菌・消毒には細心の注意を払っております。一人分でパックされた器具・ハンドピースを高温高圧滅菌器オートクレーブによって滅菌し、使用直前に開封して診療を行います。
当院で導入しているクラスBの滅菌器は、世界で最も厳しいヨーロッパ規格EN13060に適合した世界最高水準の優れた高圧蒸気滅菌器です。
現在、日本の民間医療機関でクラスBの滅菌器を使用している歯科医院はほとんどなく、導入率はわずか2%程度と言われています。
機器より放たれる光でお口の中の形状を読み取り、快適かつ素早く型取りの出来る最新の光学印象器です。
従来では型取りの材料が固まるまでの数分間、お口中で保持しておく必要があったため、息苦しさや嗚咽感がありました。
しかし、iTero(アイテロ)ではスキャナがお口の中を行き来するだけなので、型取りが苦手だった方にも快適に矯正やむし歯治療を受けて頂けます。
より精密な検査・治療のため、日本でも少ない歯科用CTを導入しています。通常のレントゲンが平面であるのに対し、CTは立体的な3次元撮影・解析が可能となるため、従来では分かり得なかった歯の病気の原因を追求することが可能となりました。
麻酔薬をもっともお痛みを感じにくい温度に維持します。
麻酔薬の注入速度と圧力を機械でコントロールし、お痛みの少ない麻酔が可能となります。
リラックスした気分にしてくれる吸入麻酔です。
治療への不安や恐怖心がやわらぎ、また嘔吐反射(オエッとえずくこと)を抑える効果もあります。非常に浅い麻酔で体への害も無く、覚めるのも早いので安心・安全です。お子様にも安心して使って頂けるものです。
患者さんの口腔内の菌を採取し、生きた状態の菌をリアルタイムで観察することができます。お口の中にどのような菌がどのくらいの数いるのかによって、むし歯や歯周病になる危険度がわかります。
それは“今”の治療にとても重要であるのはもちろん、“将来”歯を長もちさせることができるかどうかにも大きく関わります。
唾液検査(予防ファクター検査)とは、唾液の様々な働きを調べることです。唾液を検査することで、いろいろなことが判ります。
SMT(Salivary Multi Test)は、短時間でお口の健康状態を知ることができる、新しい唾液検査です。一度の検査で「歯の健康」「歯ぐきの健康」「口腔清潔度」に関する6項目を測定できます。
治療内容によって3倍から、大きいもので10倍に拡大して口腔内を診ます。肉眼よりも圧倒的に正確・精密な治療を行うことができます
歯にレーザーを当て、その反射でむし歯の有無や進行具合を調べることができる機材です。結果は数値で表されるため、目で診るだけの判断よりも確実な診断を行うことができます。
また歯の再石灰化を測定することもできるので、定期健診やフッ素塗布によるむし歯予防効果を確かめるのにも有効です。
治療のイメージをきれいなイラストでご覧頂くことができます。
治療に金属を使用した場合と、白いセラミックを使用した場合で、治療の仕上がりがどのように違うか、口頭では伝わりにくい内容も、イラストがあることでイメージしやすくなります。また治療費の見積もりを作成することで、治療法による費用の違いを比較することもできます。
根の治療に使用する器具です。
保険治療では硬いステンレスの器具を使用しますが、これに比べてニッケルチタンは柔軟性に優れ、根の形に沿ってしなるため根を傷付ける危険性が低く、安全に治療を進めることができます。
またステンレスを使用するよりも治療が早く、しかも治療の成功率も高くなります。
幾つか種類のあるレーザー治療器の中でも、Er-YAGレーザーは安全性が高いと言われています。
レーザー治療の適応範囲は、むし歯治療,歯周病治療,根の治療,外科治療など多岐に渡りますが、現在、健康保険でむし歯治療を行って良いと認められているのはこのEr-YAGレーザーのみです。
歯を削る時には、歯の粉や金属片、唾液、血液など、目に見えないほど細かな粉塵が空気中にたくさん飛び散ります。
治療時に口の中のバキュームで取りきれない口腔外に漏れる細菌汚染物質や有害な浮遊粉塵を発生源から捕集します。院内に飛び散る前に吸い込みますので、院内感染対策に有効です。
水と超微細なパウダーを射出し、歯の表面に付着した細菌集合体「バイオフィルム」を取り除くことができる最新機器です。
従来の機器と比べても、歯の表面を傷つけてしまうリスクが少なく、お痛みを感じることも少ないため、患者様の負担を最小限に抑えた診療が可能です。
万が一の心停止に備えて、当院ではAED(自動体外式除細動器)を設置しています。