ドックスベストセメント

歯を削りすぎない治療法

むし歯が歯の神経の近くまで進んでいるため、むし歯を全て取り除く事で神経まで穴が開いてしまう恐れがあります。たとえ穴が開かなくても、神経とはとてもデリケートなため、間近まで削ることで炎症を起こし強い痛みを生じる可能性があります。

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神経を取るデメリット

  • 寝の治療(根の中をきれいに清掃する治療)をしなければならないので、治療期間が長くかかります。特に根の数が多い奥歯になると、数か月長くなることもあります。
  • 被せ物をしなければなりません。保険治療の場合、きれいな被せ物を入れる事は出来ません(奥歯であれば銀歯です。前歯なら白い被せ物を入れることはできますが、自然な歯の色とは異なります)。きれいな被せ物を入れるためには自費診療にする必要があります。
  • 神経を取った歯は弱くなり、自分の咬む力で根が割れてしまうことがあります。根が割れてしまうと、基本的に治療法は抜歯しかありません。
  • 難治性の根の病巣でも抜かずに歯を残す事ができる。
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これを避けるために、ドックスベストセメント(Doc’s Best Cements)と言う特殊な薬を使用する治療法があります。むし歯をすべて削り取らず少し手前で削るのをやめて、殺菌作用のあるドックスベストセメントを置いて、その上から詰める、あるいは被せ物をするという治療法です。これにより神経を取らずに治療することができます。

ドックスベストセメントを用いた治療

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ドックスベストセメントを使うことで良い治療結果が得られるとアメリカでは広く利用されています。当院においてもこれまでの成功率は95%を越えます。しかしながら、日本ではまだ保険認可されていないため自費診療となります。

【注意事項】

①治療中、既に菌が神経まで到達しており、明らかに神経を残すことが不可能だと判断された場合、ドックスベストセメントの使用を中止して、神経を取る処置に映ることがあります。

②治療成功率は100%ではありません。ドックスベストセメントを使用しても、治療後に痛みを生じ、やむを得ず神経を取る治療に入ることもあります。

【保証】

ドックスベストセメントを用いた処置を行った後、1年以内に神経の治療に入らなければならなくなった場合、半額は返金致します。
※1年以上経過して悪くなった場合は、今回の治療が原因ではなく、新たに別のむし歯を作ってしまった可能性が高いと判断されるため、保証期間は1年としております。

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