先日、たつの市民大学講座にて、「人生100年時代の歯の守り方」をテーマに講演を行いました。
当日は多くの皆さまにご参加いただき、会場は温かく和やかな雰囲気に包まれていました。講演が始まると皆さまがとても真剣に耳を傾けてくださり、うなずきながら聞かれる姿や、問いかけに対して周囲の方とお話しされる様子も見られました。
今回の講演は、私たちが日頃から大切にしている
「悪くなってから治療するのではなく、悪くなる前から歯を守る」
という予防への思いを、少しでも地域の皆さまにお伝えしたいという気持ちでお引き受けしました。

歯科医院は「痛くなってから行く場所」だけではありません
歯科医院というと、「歯が痛くなったら行くところ」「むし歯を治療するところ」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
もちろん、悪くなった歯を治療することも大切です。しかし、本当に歯を長く守るためには、痛みや症状が出る前にお口の状態を確認し、むし歯や歯周病になりやすい原因を知ることが重要です。
「痛くなってから治療する場所」から
「悪くなる前に歯を守る場所」へ

大切なのは、歯が残っていることだけではありません
現在は、昔に比べて年齢を重ねても多くの歯が残る時代になってきました。しかし、歯が残っていても、次のような状態では食事を十分に楽しめないことがあります。
- 🦷 痛くてしっかり噛めない
- 🦷 歯がグラグラしている
- 🦷 治療を何度も繰り返して弱っている
大切なのは、歯の本数だけではなく、自分の歯でしっかり噛み、食べ、話し、笑える状態を守ることです。
そのためには、定期的にお口の状態を確認し、自分に合ったセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアを続けていくことが欠かせません。
むし歯だけでなく、歯周病にも注意が必要です
講演では、むし歯の治療を繰り返すことで歯が少しずつ弱っていくことや、歯周病が自覚症状の少ないまま進行することについてもお話ししました。
特に歯周病は、強い痛みがないまま進むことも多く、気づいたときには歯を支える骨が減っている場合があります。
「痛くないから大丈夫」ではなく、
痛くないときにこそ状態を確認することが、将来の歯を守ることにつながります。
皆さまと一緒に考える講座になりました

今回は一方的にお話しするだけでなく、次のような問いかけも交えながら、皆さまにご自身のお口について考えていただきました。
💬 「ぜひ、お隣の方と少しお話ししてみてください」
少し笑いも交えながら進めましたが、皆さまの反応も大変温かく、楽しみながらも真剣に参加してくださっていることが伝わってきました。特に、むし歯だけでなく歯周病も歯を失う大きな原因になるというお話には、多くの方がうなずきながら聞いておられました。
講演終了後には、歯科健診やお口の健康に関心を持ってくださった方もおられ、今回のお話が、ご自身の歯について考えるきっかけになったことを大変うれしく思います。
地域の皆さまへ、予防の大切さを伝えていきます
歯は、毎日の食事や会話、笑顔を支える大切な体の一部です。そして歯は、悪くなってから治療するだけではなく、悪くならないように守っていくことができます。
今回のたつの市民大学講座を通じて、私たちが大切にしている予防への思いを、少しでも地域の皆さまにお伝えできたのであれば大変うれしく思います。
いなだ歯科クリニックでは、これからも地域の皆さまが生涯にわたり自分の歯で食事を楽しめるよう、予防歯科や定期的なメインテナンスの大切さをお伝えしてまいります。
ならびに開催にあたりご協力いただいた皆さま、
誠にありがとうございました!